クラリネット四重奏曲「葦笛吹きて狸ぞ来たる」, Op. 23

楽曲情報:

葦笛吹きて狸ぞ来たる ニ短調 / D-Minor / d-moll約5分

編成:

Clarinet in BbI, II, III, IV

音源:

楽譜:

スコア譜
パート譜

動画:

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コメント:

東方吹奏樂団のクラリネットパート有志より依頼を受けて作成したアレンジです。新潟東方祭13にて演奏されました。

原曲は、東方神霊廟より「妖怪裏参道」および「佐渡の二ッ岩」です。それぞれの曲を原曲の流れに沿った形でアレンジし、短い接続部で連結しました。全体としては少しおどけた感じの曲調になっています。

 

「妖怪裏参道」部分は「イントロ - A1 - B1 - C1 - A2 - B2 - C2 - C3」という形になっています。ファーストが嬰ヘ短調で瞑想的にA部の主題を提示すると、すぐにニ短調となり、スタッカートによる刻みで主題が確保されます。経過句的なB部を経て、まずは嬰ヘ短調でC部が演奏されます。続いて再びニ短調に戻り、音量を落としつつ2回目のA部となります。さらにロ短調に転調して音量を落とすと、続くB部で大きなクレッシェンドを形成し、ホ短調となってC部が回帰します。最後に半音上がり、ヘ短調による強奏でもう一度C部を繰り返すと、カデンツを形成して後半部分に移行します。

「佐渡の二ッ岩」部分は「イントロ - A1 - B1 - A2 - B2 - C1 - C2 - コーダ」となっています。イントロでは変ホ短調で5度跳躍の伴奏型が現われ、それに乗ってA部で部分全体に亘って使用される動機が提示されます。B部ではこの動機を発展させてメロディとしており、動機を元にした対旋律が添えられます。次にA部が繰り返されますが、終わりで転調して、続くB部はホ短調となります。さらにイ短調へと転調し、主要動機から発生した別のメロディが現われてC部となります。一度音量を落としたあと、強奏でもう一度C部を繰り返し、クライマックスを形成します。コーダは5度跳躍の伴奏型を平行4度で重ねていき、最強奏となって終止します。

作成:

2013/10/13 楽曲完成

初演:

2013/12/01 新潟東方祭13

備考:

使用音源:Garritan Personal Orchestra
音源加工:LinearPhaseGraphicEQ 2TLs-Pocket Limiter v1-2

著作権表示:

原作者:ZUN(上海アリス幻樂団
 
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